移動平均線の期間設定ってどれが一番いいのかな・・・
移動平均線の種類ってたくさんあるけどどれを使えばFXで勝てるの?
このようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
実は、私も同じ悩みを抱えてきました。
私はこれまで15年間FXを続けています。
コツコツと自分に合った設定を見つけようとするのもいいですが、正直言って苦労をすることがわかっているのでおすすめできません・・・
そこで、今回はこの記事を見ているみなさんに、私が実際に使っている移動平均線の期間設定や種類と億トレーダーの例をご紹介します。
ぜひご自分のトレードで使ってみてください。
移動平均線とは
移動平均線とは一言で言うと、相場のトレンドの方向や強弱を判断するテクニカル分析です。
設定した期間の終値を平均して線で表示することで、線の「上昇」や「下落」、「傾き」からトレンドの方向や強弱を判断することができます。
古典的なテクニカル分析ではありますが、世界中のトレーダーが使っていることから非常に優れたテクニカル分析であると言えます。
移動平均線の種類
移動平均線にはたくさんの種類があります。
今回は代表的な移動平均線を3つ解説させていただきます。
単純移動平均線【SMA Simple Moving Average】
単純移動平均線(SMA)は最も古典的でシンプルな移動平均線です。
SMAは設定した期間の終値を平均して線で表示しただけのものです。
SMAには逆行(いわゆる「ダマシ」)に合いずらいというメリットがあります。
買いサインが出たのに価格が下がったり、売りサインが出たのに価格が上がることを「ダマシ」と言うんだ
しかし、相場の急な値動きに付いていくことができないという大きなデメリットもあります。
一番初歩的な移動平均線であるため、FX初心者の方は他の移動平均線と同時にSMAを表示し、その違いを見てみると勉強になります。
SMAは一番基本的な移動平均線なんだね
SMAたった1本を使って勝ちたい方はこちら
加重移動平均線【WMA Weighted Moving Average】
加重移動平均線(WMA)はSMAを発展させた移動平均線です。
WMAはSMAと違い、設定した期間の新しい価格を重視して古い価格になるほど影響が少なくなるように計算をします。
そのため、SMAよりWMAの方が値動きに反応しやすく、結果的に早くポジションを取る傾向があります。
早くポジションを取ることで利益は大きくなりますが、SMAよりダマシが多くなるという傾向もあります。
WMAはSMAより値動きに反応しやすいのね
指数平滑移動平均線【EMA Exponential Moving Average】
指数平滑移動平均線(EMA)はWMAをより発展させた移動平均線です。
WMAよりさらに新しい価格を重視し、かつ設定した期間外のデータも計算に入れています。
非常に値動きに敏感であり、相場の転換点をとらえやすいという特徴があります。
しかし、値動きに敏感である分ダマシに合いやすいという欠点もあります。
SMA⇒WMA⇒EMAの順で値動きに敏感になるんだね
移動平均線はEMAが最強
結論から言うとEMA が最強です。
移動平均線はトレーダーに最も使われているテクニカル分析です。
そして、その移動平均線の中でもEMA は世界で一番使われている移動平均線と言われています
EMAは世界一人気のある移動平均線なのか!
人気のあるテクニカル分析は多くのトレーダーが注目します。
そのため、トレーダーからの新規注文や決済注文が集中します。
そして、新規注文や決済注文が集中するポイントはサポートラインやレジスタンスラインになりやすいのです。
EMA は世界で一番使われているテクニカル分析であると考えられるため、サポートラインやレジスタンスラインに非常になりやすいということを覚えておきましょう。
多くの億トレーダーがEMAを使っている
多くの億トレーダーがEMAを使用して大きな利益をあげています。
今回はその中から3名紹介させていただきます。
ぶせな氏
ぶせな氏は2020年までに通算で1億6700万円を稼いでいる億トレーダーです。
2021年中には2億に到達するかもしれません。
そんなぶせな氏ですが、EMAを使った手法を著書で公開しています。
15分足でのデイトレードのため、サラリーマンや主婦など時間の無い方に向いている手法と言えるでしょう。
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ひろぴー氏
FXで億トレーダーになり、現在は仮想通貨にも力を入れているひろぴー氏。
雑誌や動画、ブログなどでFXと仮想通貨のトレードをよく解説しています。
ひろぴー氏はFXだけでなく仮想通貨のトレードでもEMAを使用して利益をあげています。
ひろぴー氏は元兼業FXトレーダーで中長期トレードも得意なので、落ち着いたトレードが好きな方は参考になるでしょう。
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アレキサンダー・エルダー博士
アレキサンダー・エルダー博士は世界中のトレーダーのバイブルである「投資苑」の著者です。
エルダー博士はプロトレーダーであり、世界屈指のテクニカル分析の専門家かつ精神分析医という超優秀な方です。
そんなエルダー博士もEMAを使った手法を投資苑で公開しています。
投資苑はFXや株式、コモディティなど全てのトレードに応用できる内容が盛り込まれていますのでぜひ読んでみてください。
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サクッと勝てる移動平均線の期間設定
それでは肝心のFXで勝てる移動平均線の期間設定についてご紹介いたします。
私が実際に使って利益をあげている期間設定と世界的トレーダーであるエルダー博士が使っている期間設定を順に解説いたします。
私の移動平均線の期間設定
私の15年間のFXでのトレード経験から言うと、おすすめの移動平均線(EMA)の期間設定は
- 短期 15
- 中期 50
- 長期 200
となります。
どれだけ効果的かはチャートを見ていただければすぐにわかります。
下のチャートは豪ドル円の日足チャートです。
青い線がEMA15、黄色の線がEMA50になります。
右肩上がりの上昇トレンドで赤丸をつけた部分がサポートラインになっているのがお分かりになると思います。
そして黄色の線のEMA50を割り込んだ後、EMA50はサポートラインからレジスタンスラインに変化しました。
ピンクの丸をつけた部分がレジスタンスラインになっています。
EMA50がサポートラインからレジスタンスラインに変化しているよ
このような場合、利益をあげるのは難しくありません。
EMAにタッチしてからの反発を狙おう
では具体的にはどのようにトレードをするのでしょうか。
一番簡単な方法を解説いたします。
まずは「買い」の場合、
- チャートを見てEMAがサポートラインになっているか確認する
- EMAにタッチして反発して上昇したら「買い」
- 終値が明確にEMAを割ったら「利確」または「損切り」
となります。
反対に「売り」の場合は、
- チャートを見てEMAがレジスタンスラインになっている確認する
- EMAにタッチして反発して下落したら「売り」
- 終値が明確にEMAを上回ったら「利確」または「損切り」となります。
となります。
私はこの値動きを予想しており、ツイッターでも公開していました。
EMAがサポートラインやレジスタンスラインになっているかが大事なのね
エルダー博士の移動平均線の期間設定
エルダー博士のおすすめの移動平均線(EMA)の期間設定は
- 短期 13
- 中期 26
となります。
13期間と26期間のEMAも非常に強力です。
下のチャートは豪ドル円の週足チャートです。
赤丸の部分がサポートライン、ピンクの丸の部分がレジスタンスラインです。
非常によく効いているのがわかると思います。
13期間と26期間のEMAは特に週足で効果的なため、最初は週足で使用してみるのがよいでしょう。
エルダー博士の手法自体は著作権があるので詳しくは書きませんが、非常に簡単かつFXでも使える手法です。
実践的な手法は「投資苑」より「投資苑2」に細かく解説されているので、「とにかく手法を知りたい!」という方は「投資苑2」を読む方がいいと思います。
より深く学んで手堅く稼ぎたい方は「投資苑」と「投資苑2」の両方を読むことをおすすめいたします。
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移動平均線のおすすめ期間設定をもっと知りたい方はこちら
まとめ
EMAで今回の期間設定を使えばFX初心者でも勝てると思います。
先ほどチャートを見ていただいた通り、EMAはしっかりとサポートラインやレジスタンスラインになるからです。
念のため、注意していただきたいのがEMAが常にサポートラインやレジスタンスラインになるわけではないということです。
要するに「ドル円はEMAがサポートラインやレジスタンスラインになっていないけど、ユーロ円はなっているな」と思ったら迷わずユーロ円をトレードしてください。
EMAがサポートラインやレジスタンスラインになっているチャートを探そう
あとはEMAを明確に割り込んでしまったら損切りをすれば少なくとも「大きく負けてしまった・・・」なんてことはなくなるはずです。
ぜひEMAとおすすめの期間設定を使ってFXでどんどん稼いでください。
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