「損切りするたびに資金が減って、結局負けている・・・」
「損切りをするから負けるんじゃないか?」
「FXってなんだか怖い」
こんな悩みや不安を感じている方も多いのではないでしょうか。私も過去、そのように感じていました。
しかし、損切りは単なる損失確定ではなく、大切な資産を守り、勝率を安定させるための重要な戦略であるため、初心者でも必ずマスターすべきです。本記事では、初心者が陥りがちな「損切り貧乏」を脱出し、大きく負けないトレーダーになるための極意を徹底解説します。

■著者情報
Hono
「本を読むのは苦手、でも言葉を紡ぐのは大好き」という異色のライター。
世界中どこにいてもできるFXを通して、新しい自由のカタチを模索中。
一緒にワクワクする未来を探し回れる仲間、募集中です!
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■監修者情報
金子 剛
日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。投資歴約20年、FXコンテスト優勝(Forex.com開催)。海外FX業者MYFX Marketsにて記事連載中。
自作EA(自動売買プログラム)でバックテストを回し、手法が機能するかを感覚ではなく数字で検証している。調べた組み合わせは1億通り以上。
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【実践】FXの損切り設定方法4選
実際にどのようにしたら大きく負けることなく、FXを始められるのでしょうか。そのためには、まず損切りの設定方法を知っておくことが大切です。
FXの注文方法にはあらかじめ損失額を抑えるための便利な機能が備わっています。これを活用することで自動的にリスクを管理することが可能です。
今回はDMM FXの画面を使って、誰でもすぐに使える4つの方法を具体的に紹介します。
1.逆指値注文で保有中のポジションに損切りを後付け
逆指値注文とは、「いくら以上になったら買う、もしくはいくら以下になったら売る」という、今より不利な価格で売買する注文方法になります。
今より有利な価格で売買する指値注文とは、正反対の注文方法です。

引用:価格.com
下の画像をご覧ください。

「注文タイプ」欄が「逆指値」、「売買」欄の「売」にチェックが入っており、注文レートが150円になっています。これは「150円以下になったら売る」という注文です。
もし1ドルが151円の時に買ったとして、150円以下になったら売るとなると、急落しても損失は1円分で済むということになります。このように「これ以上の損失を防ぎたい価格(ライン)」を設定しておくことで、大きな損害になる前にポジションを手放すことが可能です。
逆指値注文は「利確のタイミングは後で決めたいけれど、損切りのボーダーラインだけは事前に決めてリスクを限定したい」という方におすすめの注文方法です。

逆指値を置く位置を決めるとき、私は時間帯を必ず確認します。早朝や重要な経済指標の前後はスプレッドが広がりやすく、レートが本来のラインまで来ていなくても逆指値に触れてしまうことがあるためです。
早朝や指標をまたぐ予定があるなら、普段より少し外側に置く、早朝や指標の時間はポジションを持たないと決めておくほうが安全です。
2.OCO注文で利確と損切りを同時に後付け
OCO注文(オーシーオー注文)とは、「One Cancels the Other」の略で同時に2つの異なる注文をする方法です。

引用:OANDA証券
下の画像をご覧ください。

「注文タイプ」に「OCO」、「OCO1」は「売買」の「売」にチェックが入っていて、注文レートは160円になっています。また、「OCO2」も「売」にチェックが入っていて、注文レートは155円になっています。
これは「160円に上がったら利益確定で売る」、もしくは「155円まで下がったら損切りで売る」という注文です。もし1ドルを157円で保有し160円になったら3円分の利益、155円になったら2円分の損失となります。
この金額は、ドル円1万通貨での取引であれば、利益が3万円、損失は2万円という計算になります。
OCO注文はどちらかが満たされたらもう一方の注文条件はキャンセルされるため、相場がどのように動いても対応でき、リスク管理に有効です。そのため、忙しくてあまりチャートを見る時間のない方、利益確定と損切りを両方自動化したい方などにおすすめです。
3.IFD注文で新規注文と同時に損切りを設定
IFD(イフダン)注文とは、「If Done」の略で、新規注文と決済注文を同時に予約する注文方法です。

引用:OANDA証券
下の画像をご覧ください。

「注文タイプ」欄には「IFD」、複合一次注文は「売買」欄の「買」にチェックが入っていて、「注文レート」は156円(指値)です。複合第二注文は「売買」欄の「売」にチェックが入っていて、注文レートは155円(逆指値)になっています。
これは「156円になったら新規で買い、155円を下回ったら売る」という注文を一度にするということです。もし現在1ドルが157円だったら、そこから少し下がって156円になったら自動で買ってくれますが、その後155円を下回ったら自動で損切りをしてくれ、損失額は1円分ということになります。
こうすることで、注文をした瞬間からエントリーの自動化に加えて、保有ポジションが無防備になることを防げます。IFD注文は「利確タイミングは後で決めたいけど、エントリータイミングと損切りは自動化したい」という方におすすめです。
4.IFO注文で新規注文と同時に利確・損切りを設定
IFO(アイエフオー)注文は「IFD-OCO」の略で、その名の通りIFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。

下の画像をご覧ください。

「注文タイプ」欄に「IFO」、複合一次注文は「売買」欄の「買」にチェックが入っていて、「注文レート」欄に157円と入力されています。複合二次注文は158円(指値)と155円(逆指値)となっています。
これは「157円になったら新規で買い、158円になったら利益確定、155円になったら損切りする」という3つの注文を同時に設定するということです。現在が158円だったとして、157円になった時に新規で買いエントリー、158円に上がったら利益確定で1円分の利益、下落して155円になったら損切りされ、損失額は2円分となります。
注文後はエントリーから決済まですべて自動でおこなわれるため、自身で見ている必要がなく、負担が低くなりやすいです。IFO注文は「エントリー・利確・損切り」のすべてを任せられるため、忙しくてチャートをチェックする余裕が無い、取引を全自動化して負担を減らしたいという方にぴったりです。
FXの損切り幅の具体的な目安とは?スタイル別・ロジック別の決め方5選
損切り幅は取引スタイルや分析手法の特徴によって目安を決めましょう。なぜなら、それぞれのトレードスタイルで、価格変動(pips)の幅が異なるためです。
FXでは共通単位として「pips」が使われ、通貨ペアによって基準が異なります。pipsの定義は、米ドル/円ならば 1pip=0.01円、ユーロ/ドルならば 0.0001ドル とされています。
取引スタイルや分析手法の特徴によって損切りの目安を決めることは、同じスポーツ選手でも適切な靴を選ばなければケガをしたり、記録が伸びないのとよく似ています。適切損切り幅を設定しないと、小さなノイズで決済されてしまったり、逆に損失が膨らんでしまったりするため、注意が必要です。
ここでは、スタイル別損切り幅の設定目安や、やり方を5つお伝えします。
| 取引スタイル | 期間 | 決め方 | 目安 |
| スキャルピング | 数秒~数分 | pipsの差 | 10pips |
| デイトレード | 1日 | pipsの差 | 30pips |
| スイングトレード | 数日~数週間 | pipsの差 | 50pips |
| 方法 | 決め方 | 目安 |
| テクニカル分析 | チャート分析 | 前提が崩れた時点 |
| 損失額 | 総資産との割合 | 2% |
スキャルピングなら損切り幅は10pips
スキャルピングでは、損切り幅は10pipsを目安にするのが効果的です。数秒〜数分で決着をつけるため、一般的に狙う利益が小さく、損失もそれに合わせて小さくすべきです。
画像の左上部「USD/JPY(ドル円)」を見てください。

ドル円の売りが156.499円、買いが156.501円になると表示されています。買いでエントリーしたとして、損切り幅を狭くするために「10pips」とすると、156.501円 – (0.01×10) = 156.401円に逆指値を置きます。
取引時間が短いスキャルピングでは、損切り幅は10pipsを目安にして回転率を高めましょう。
デイトレなら損切り幅は30pips
デイトレードはその日のうちに決済をするため、30pips程度を目安にします。スキャルピングより取引時間が長くなる分、ある程度大きい値幅を許容しないと、相場のノイズで損切りされやすくなるからです。
画像の左上部「USD/JPY(ドル円)」を見てください。

ドル円の売りが156.499円、買いが156.501円になると表示されています。
買いでエントリーしたとして、損切り幅が30pipsであれば、156.501円 – (0.01×30) = 156.201円に逆指値を設定します。これにより、短期的な揺れに耐えながら取引できます。
デイトレードでは、1日のボラティリティを考慮した損切り幅を目安にしてください。

ここで挙げた30pipsは平常時の目安で、ボラティリティが高まった局面では調整が必要です。値動きが荒い日に平常時の幅のまま入ると、方向が合っていても途中で損切りになってしまいやすいからです。
取引に慣れてきたら、損切り幅は一度決めたら固定するものではなく、その週の値動きの大きさに合わせて見直す前提で考えておくと、無駄な損切りを減らせます。
スイングなら損切り幅は50pips
スイングトレードは数日〜数週間ポジションを保有するため、損切り幅は50pips程度が目安です。
数日から数週間ポジションを保持するため、逆行に耐えるだけの幅が必要になります。損切り幅が浅すぎると、本来狙っていたトレンドに乗れません。
画像中央の上部「EUR/JPY(ユーロ円)」を見てください。

ユーロ円の売りが182.927円、買いが182.931円になると表示されています。売りでエントリーしたとして、損切り幅が50pipsとなると182.927 + (0.01×50) = 183.427円で損切りをするということになります。
中長期的な相場を見たいならば、広めの損切り幅が必要です。

同じ50pipsでも、通貨ペアが変われば意味が変わります。例えば、ポンド系は値動きが大きいため、私はドル円やユーロ円の1.5倍程度まで損切りの距離を広げるようにしています。
テクニカル分析を活用した決め方
テクニカル分析を活用した損切りの決め方とは、「このラインを超えたら相場のシナリオが崩れる」というところを基準にして損切り位置を決める方法です。
テクニカル分析は「〇〇のラインまたは数値を超えなければ想定は有効」という前提でよく使われるため、その前提が崩れた時点で、損切りするのが合理的です。具体的には直近の高値や安値、移動平均線(一定期間の為替変動の平均値を線でつないだもの)、一目均衡表(日本で考案されたテクニカル指標の一つで、相場の方向性や転換点を視覚的に判断できる)などの情報を基準にします。
下の画像を見てください。


1枚目は移動平均線、2枚目は一目均衡表が表示されています。例えば、買いポジションの場合は直近の安値を下回った時や、移動平均線のデッドクロス(短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ突き抜ける現象)、一目均衡表の雲(白い帯の部分)をローソク足が下抜けた時などを目安に損切りします。
こうすることで、「想定した相場環境が崩れた」タイミングで決済され、損失の拡大を防ぎやすくなります。テクニカル分析を活用した損切りでは、「想定外」を基準に損切り幅を決めることが重要です。
損失額での決め方
損失額で損切りの位置を決めることで、負けが続いた場合でも口座資金が枯渇しないようにリスクを限定できます。損失を一定の割合に抑えることで、連敗しても口座が破綻しにくくなるからです。
一般的に、1回の取引で失っても良い金額は「総資産の2%まで(2%ルール)」が目安とされています。例えば、総資産が10万円の場合、1回の取引の許容損失額は2,000円(100,000×0.02)になります。
まずは、このように「1回の取引で失ってもよい金額」を明確に算出しましょう。そのうえで、損失が許容損失額以内に収まるよう、損切り幅とロット数(取引する通貨の量)を逆算して設定します。
この方法は、安全な資金管理の感覚を身につけたい初心者におすすめです。

本文の2%ルールは損失側だけの管理ですが、実際の成績では利確と損切りの比率も成績を大きく左右します。ドル円の20年分(2006年7月〜2026年6月、4時間足、RSI逆張り手法)を最適化したとき、成績上位に残ったのは、損切りを浅く置いて利確をその何倍も遠くに置く形でした。
▶ 20年分の最適化が行き着いた、利確と損切りの比率は?
「FXは損切りするから負ける」は本当?事例から学ぶ生存戦略
よくネット上で「損切りをしなければ、いつか価格が戻るから勝てる」という主張を見かけます。しかし、これは非常にリスクの高い考え方です。私はこれによって大きな損害を被った人をたくさん見てきました。
なぜ「損切りしない戦略」が多くの退場者を生んでしまうのでしょうか。その仕組みと落とし穴について、FXの構造という視点から解説します。
- 「FXは損切りしないほうがいい」「損切りしなければ勝てる」というウワサの落とし穴
- 結局FXで損切りしないとどうなる?「戻ってくるはず」という期待が命取りに
- 損切りしないで待つと強制ロスカット?FXで人生終わった人にならないために
「FXは損切りしないほうがいい」「損切りしなければ勝てる」というウワサの落とし穴
そもそも「FXは損切りしないほうがいい」「損切りしなければ勝てる」という理論は、「口座に膨大な資金があること」が前提です。というのも、預けた金額より何倍も大きな額で取引できるFXでは、保有ポジションの含み損が口座内の資産(証拠金)の一定割合を超えると、強制的に取引が終了してしまうからです(強制ロスカット)。

引用:DMM FX
つまり、潤沢な資金がない限り、損切りをしない運用は「価格が戻る前に強制決済され、致命的な損失が確定する」というリスクを伴うのです。
FXにおいて勝率100%はあり得ません。資金に限りがある初心者こそ、あらかじめ損切りルールを決め、資産を守るリスク管理を徹底しましょう。
結局FXで損切りしないとどうなる?「戻ってくるはず」という期待が命取りに
損切りをせずに「いつか価格が戻るはず」と放置するのは非常に危険です。根拠のない期待で損切りを拒むと、資金の運用効率が落ち、結果的に大きな機会損失につながります。
損切りをしない場合、具体的には以下のようなリスクが生じます。
- 新しい取引ができなくなる(塩漬け状態):含み損(確定していない損失)を抱えたポジションに資金が拘束され、次のチャンスを逃す
- 貴重な時間と資産を無駄にする:数年間価格が戻らないケースなど、資金が長期間停滞することも
「戻るかもしれない」という感情的な判断は、資金管理における大きな落とし穴です。取引を始める前にあらかじめ損切りの基準を設定し、感情に頼らずルールに従って撤退する姿勢を徹底しましょう。
損切りしないで待つと強制ロスカット?FXで人生終わった人にならないために
損切りを怠り放置し続けると、最悪の場合、口座内の資産を大幅に失う危険があります。なぜなら、含み損が一定の限界を超えると、FX会社によって「強制ロスカット(強制決済)」が実行されるからです。
放置を続けることで、以下のような重大なリスクが発生します。
- 口座資産の大半を一瞬で失う:強制ロスカットが実行され、大きな損失が確定
- 口座資産以上の借金(追証)を背負う:価格の暴落などで強制ロスカットが遅れると、預けていた証拠金を超える損失が発生し、不足分の支払いを求められる「追証」が発生するケースも
「いつか戻るはず」と放置するのではなく、取引を始める前に損切りルールを設定し、予期せぬ相場変動から資産を守りましょう。

追証について補足すると、これは日常的に発生するものではありません。私が実際に耳にしたのは、スイスフランショックの時くらいです。
ただ、めったに起きないからこそ、起きたときに備えのない人から資金を失います。頻度の低い出来事だからと油断せず、必ず事前に損切りを設定しておきましょう。
FXの損切り自動設定のメリットと「損切りしないで待つ」リスク
FXで損切りを徹底するには、取引システムによる「自動設定(逆指値注文など)」の活用が非常に有効です。手動での損切りには強い心理的ストレスが伴い、判断が遅れがちになるからです。

引用:OANDA証券
損切りを自動化すれば、感情に振り回されずに資金を守れると共に、精神的な安定も得られます。ここでは、損切りの自動化が必要な理由と、相場で生き残るトレーダーの資金管理術について解説します。
予約で安心!損切り自動化で「損切りできない自分」を卒業
損切りをあらかじめ自動設定しておけば、後悔や迷いによる判断ミスや決済の遅れをなくせます。
人間には「利益を得る喜びよりも、損失を出すことを極端に嫌う」という心理傾向(プロスペクト理論)があります。そのため、手動で損切りしようとすると「もう少し待てば価格が戻るかも」とためらい、損失を拡大させがちです。

引用:indeed
そのため、初心者が安全に取引を続けるには、自分の感情に頼らず、システムで機械的に損切りする仕組みを作ることが不可欠です。
損切りしなければ億トレーダーになれる?生き残るトレーダーの資金管理
FXで長期的に成果を出しているトレーダーの共通点は、「勝率の高さ」ではなく「負け方の巧みさ(損失を最小限に抑える技術)」にあります。
「損切りをしなければ負けが確定しない」ように思えるかもしれません。しかし、それではたった1回の暴落で資金のすべてを失うリスクを抱えることになります。
市場で長く生き残るトレーダーは、以下のような意識で資金を管理しています。
- 小さな負けを受け入れる:小さな損失は「取引に必要な経費」と割り切る
- 次のチャンスへ資金を残す:1度の負けで退場せず、次の勝機で利益を狙う
自身の判断だけで損切りを行うのは、誰にとっても難しいものです。だからこそ、自動設定を上手く活用し、予期せぬ大損を防いで次のチャンスへ資金を繋げましょう。
FXで損失を抑えるポイント6選
損切りは大切な資産を守るための最終防衛線です。損切りが必要になる場面自体を減らし、万が一のダメージを最小化する具体策を6つ解説します。
- 許容できる最大損失額をあらかじめ決める
取引を始める前に「いくら儲かるか」ではなく、「いくらまでなら損してもよいか」を決めましょう。事前に損失のボーダーラインを設定することで、感情に左右されず冷静な判断が可能になります。
結果として、トータルで口座に資金を残しやすくなります。 - 損切りのルールを作る
損切りのルールは、明確なルールを言語化して設定しましょう。「根拠が崩れたら決済する」や「3万円まで逆行したら切る」などとルールが曖昧だと、「もう少し待てば価格が戻るかも」という甘えが生じ、損失が急拡大する原因になります。 - 損切りのルールを厳守する
決めた損切りのルールは、確実に守らなければ意味がありません。初心者にありがちな失敗として、価格が損切りラインに近づくとライン自体をずらしてしまうことがありますが、これはやめましょう。
決めたラインで切る勇気があなたの口座を守る盾になります。 - 小さめのロットで取引する
FXに慣れるまでは、最小単位のロット(取引数量)から取引を開始しましょう。取引のロットが大きすぎると、わずかな値動きで動揺してしまい、正しい判断ができなくなるからです。
まずは冷静でいられる小さなロットからはじめ、損切りに慣れることが長期的なスキルアップの近道です。 - 低いレバレッジで取引する
FXを始める際、レバレッジは低く抑えて運用しましょう。FXを始める=「高レバレッジで一攫千金」と夢見る方もいますが、これは同時に強制ロスカットのリスクも高めます。
レバレッジを低く抑えることで口座維持に余裕が生まれ、急な変動にも落ち着いて対応できるようになります。 - 通貨ペアを絞り込む
取引する通貨ペアは米ドル/円やユーロ円、ユーロドルなどのメジャー通貨に限定しましょう。なぜなら、たくさんの通貨ペアに手を出すと、それぞれの特性やニュースを追いきれず、リスク管理がおろそかになりやすいからです。
まずは、取引量が多く値動きが素直な傾向があるメジャー通貨ペアに絞り、損切りの精度を高めましょう。
FXを始めるときは、利益よりも「損失をコントロールして経験(場数)を積むこと」を最優先にしてください。徹底したリスク管理こそが、将来的に大きな利益を狙うための確固たる基礎となります。
まとめ:適切なFXの損切り設定方法をマスターして勝ち組へ
FXにおける「損切り」は失敗ではなく、大切な資産を守り、相場で長く生き残るための「必要経費」です。感情に頼って損切りを拒むと、思わぬ暴落で強制ロスカットになり、大きな損失を被る危険性があります。
安全にトレードを継続するために、特に以下のポイントを徹底しましょう。
- 注文機能で自動化する:逆指値注文やIFO注文を活用し、感情を挟まず機械的に決済する
- 明確な基準を決める:「資金の2%まで」など、自分の取引に合わせた損切り幅をあらかじめ設定する
- リスクを最小限に抑える:低レバレッジ・小ロット・メジャー通貨ペアで取引を始める
FXで資金を減らさないためには、利益を追うこと以上に「損失を適切にコントロールすること」が重要です。事前に定めたルールをしっかりと守り、リスク管理を徹底した運用を行いましょう。

私も始めたころは、損切り幅を「だいたいこのくらい」で決めていました。それが変わったのは、同じ手法を時間足ごとに検証して、うまくいく幅がまるで違うと数字で見えたときです。
最初は本記事の手順どおりに設定できれば十分です。慣れてきたら、自分がよく使う時間足で、損切り幅が合っているかを確かめてみてください。
▶ ドル円20年×400万通りの探索で、損切り幅は時間足ごとにどう変わったか?

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