どのインジケーターを組み合わせても負けてばっかりなんだけど・・・
FXはRSIだけで勝てるのを知らねえのか?
FXでいろいろなインジケーターを試したり組み合わせたりしているのに勝てない・・・・
そのようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
わかります。
私も15年以上、いろいろなインジケーターを試したり組み合わせたりして試行錯誤してきました・・・
なかなか勝てるインジケーターや組み合わせを見つけるのは難しいですよね。
しかし、その昔RSIだけで「10万円を6億円」にしたトレーダーが実際にいました。
まさに伝説!
彼はトレードを生放送していたので、決して偽物ではありません。
そんな伝説のトレーダーであるGFF氏の手法を今回は解説させていただきます。
FXをRSIのみで勝つ方法(GFF氏の手法)
GFF氏の手法は
- RSIにトレンドラインを引く
- トレンドラインをブレイクしたら順張り
というRSIを使った手法としては珍しいものです。
日本ではこの手法は珍しいの?欧米では珍しくはないよ
そして、非常にシンプルな手法でした。
そのシンプルな手法を使ってGFF氏はトレードをし続けました。
そしてトレードを生放送しながら「10万円を6億円」にまで増やしたのです。
GFF氏とは
GFF氏は「10万円を6億円」にしたトレーダーとして非常に有名になりました。
GFFは「ぐふふ」と読みます。
「ぐふふ」という名前は、GFF氏の特徴的な笑い声から命名されました。
トレードをニコニコ生放送で実況していたため、その証拠動画は今も残っています。
1回のトレードで3億円をロスカットされた事件はあまりにも有名です。
GFF氏のジェットコースター人生
- 2008年 FXを開始10万円で開始
アルバイトをして資金を貯めながらFXを勉強していた - 2010年6月 資産が10万円から4,000万円に増える
ニコニコ動画で生放送開始 - 2010年6月26日 資産が2億4000万円に増加
- 2010年7月2日 8,800万円の利益を出す
- 2010年7月9日配信 1億2,500万円の利益を出す
含み益を合算すると最高で6億円まで資産が増加し、生放送の視聴者が熱狂!
利益率は驚異の6,000%! - 2010年7月14日配信 -3億400万円
このロスカットでポンド円が30pips動き、「ロイター通信」に記事が掲載される - この後、資産を30万円にまで減らし、生放送が途絶える
本当にドラマチックな生放送だったよ
税金が払えず、元々働いていた自動車関係の仕事に戻ったらしいぞ
RSIとは
RSIは「買い」と「売り」の相対的な力関係を数値であらわしたもので、「相対力指数」とも呼ばれています。
RSIは1978年にJ.W.ワイルダーによって考案されました。
一定の期間における価格の変動幅から相場の「買われすぎ」と「売られすぎ」をパーセンテージであらわす、いわゆるオシレーター系の代表的なテクニカル分析になります。
一般的に、RSIなどのオシレーター系のテクニカル分析はレンジ相場での逆張りに強く、強いトレンドが発生している時には使い物にならなくなってしまうと言われています。
RSIについて詳しく知りたい方はこちら。RSIの珍しい手法も載っています。
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GFF氏のRSIを使った手法のルールとは
GFF氏のRSIを使った手法は非常にシンプルで
- チャートは10分足を使用
- RSIの期間設定は14
- RSIにトレンドラインを引く
- トレンドラインをブレイクしたら順張り
- 1時間足や4時間足、日足チャート、アナリストの意見をチェックする
大きなトレンドには逆らったトレードはしない
というものです。
RSIのトレンドラインの引き方
トレンドラインは誰でも簡単に引くことができます。
- 複数のRSIの安値に線を引く(サポートライン)
- 複数のRSIの高値に線を引く(レジスタンスライン)
トレンドラインを引くうえですることはこれだけです。
上昇トレンドならレジスタンスライン、下落トレンドならサポートラインを引く!
例えば、上のチャートでは黄色の線でサポートラインとレジスタンスラインを引いています。
赤丸で囲っているところがサポートラインやレジスタンスラインをブレイクした部分です。
サポートラインをブレイクしたらショート(売り)レジスタンスラインをブレイクしたらロング(買い)で順張りします。
利確と損切りのルール
利益確定と損切りのルールもシンプルです。
利確のルールは
- 直近高値や安値に到達した場合
- 買いポジションの時はRSIが80%に到達した場合
- 売りポジションの時はRSIが20%に到達した場合
損切りのルールは
- 買いポジションの時はRSIがトレンドラインを下抜けたら損切り
- 売りポジションの時はRSIがトレンドラインを上抜けたら損切り
です。
このように非常にシンプルなルールであり、生放送当初はルール通りにトレードをおこなっていきました。
しかし、だんだんとルールを守らずに損切りをせず含み損に耐えるようになり、最終的には資産を失ってしまいました。
アナリストの意見を参考にする
GFF氏は大きなトレンドを把握するため、アナリストの意見を参考にしていました。
GFF氏がチェックしていたアナリストはこの二人です。
吉田恒氏
川合美智子氏
この二人のアナリストはFX界では結構有名だよね
GFF氏は吉田恒氏のファンダメンタルズ分析と川合美智子氏のチャート分析についての記事を読み、大きなトレンドを把握する参考にしていました。
そして、大きなトレンドに逆らわないようにしながら、RSIを使ったトレードをおこなっていきました。
MT5を使う
GFF氏の手法を使用する場合はMT5を使うことをおすすめします。
GFF氏の手法で使用される10分足は珍しい時間足なので、証券会社独自のチャートでは用意されていないことが多いからです。
さらに、RSIにトレンドラインを引ける証券会社独自のチャートはほとんどありません。
MT5なら10分足が使用でき、RSIにもトレンドラインを引くことが可能です。
MT5を使用できる国内FX業者は少ないので注意です
MT5を使用する場合は「業界最狭水準のスプレッド」で有利に取引をすることができるOANDA JAPANをおすすめいたします。 OANDA JAPANはMT5を使える貴重な国内FX業者です。
OANDA JAPANのMT5初期設定のやり方はこちら
GFF氏がRSIを使った手法で大損してしまった3つの理由
超ハイスピードで資産を増やしたGFF氏ですが、結局は大損をして資産が30万円にまで減ってしまいました。
その理由を3つ解説させていただきます。
損切りをしなくなった
GFF氏は生放送を開始して少し経過した時から、損切りをあまりしなくなってしまいました。
おそらく、生放送をして視聴者から注目を浴びたことで、「いいところを見せよう」、「損をしたら笑われる」などの感情がわいてしまったのだと思います。
損切りをせずに含み損に耐えて、利確するというスタイルになったGFF氏。
トレードスタイル変更の代償は大きく、3億円のロスカットにつながってしまいました。
ハイレバレッジのトレード
GFF氏はハイレバレッジのトレードを繰り返しており、それが視聴者の熱狂を呼んでいました。
当時はまだ日本にFXのレバレッジ規制がなかったため、国内FX業者でもハイレバレッジのトレードをすることができたのです。
ハイレバレッジのトレードをしているのに損切りをしないため、結果的にGFF氏は凄まじいスピードで資産を失うことになりました。
手法をアップデートしなかった
相場で稼ぎ続けるには手法のアップデートが欠かせません。
相場環境はまるで生き物のように変わり続けるためです。
しかし、GFF氏は短期間での成功体験や生放送に気を取られていたためか、手法の調整をするようなことはありませんでした。
そのため、手法が徐々に通用しなくなってしまったと考えられます。
まとめ
GFF氏の成功と失敗は、この記事を見ているあなたがトレードをするうえでかなり参考になるものだと思います。
- 「RSIにトレンドラインを引く」という非常にシンプルな手法でも10万円を6億円にすることが可能
- 「損切りのルールを守る」、「手法のアップデートをする」ということをしなければ破産する
ということをGFF氏は生放送で証明しました。
GFF氏の手法は圧倒的な優位性を持っていました。
GFF氏の手法は現在の相場環境でもアレンジ次第で使えると思います。手法のアレンジが難しい場合は、相場環境が手法に合ってきたと感じるまで待って使うのもよいでしょう。
GFF氏の手法を使って、あなたが億トレーダーになれることを願っています。
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